創業106年の桐専門家具工房 桐里工房(きりこうぼう)のご紹介
桐里工房(きりこうぼう)は、福岡県大川市にある小さな桐箪笥工房です。
明治45年に創業して以来、一貫して伝統技法を守り、伝統的家具づくりに徹して参りました。桐を愛し、桐を語り、桐に逢い、桐の木とともに歩んでまいりました。
「粗悪品を世に送らず」を理念に、本物の中の本物を目指す取組みは、初代からの教えで、温故知新的なステイタスに変化したように思います。
また、新しい職人を育成することは、今後の私共の使命と考え、若手の共同寮の新設や工房の環境整備(昭和62年)、ショールーム「桐蔵(きりくら)」のオープン(平成8年)、大川市のイメージアップに繋がるような道路帯の植栽等も行ってきました。
平成19年からは、桐の植林事業にも取り組み、少しずつではありますが、大川市内にも桐の木を植えつづけるボランティア活動にも参加しております。
桐を知り尽くした桐専門の家具工房
桐の原木の選定から製作、加工そして販売まで一貫した伝統的桐家具の工房として、現在に至っております。
当工房では焼桐加工を施した焼桐の箪笥もご好評いただいております。
焼桐にすることで、桐本来の良さを損なわず、美しい木目を生かした箪笥になります。
また、焼桐加工を施し、時代屋シリーズとして、民芸家具を製作しています。
こちらもご好評をいただいております。
昔から「たんす貯金」という言葉がありますが、その昔はたんすにからくりが施してあり、金庫としての役割もありました。
現在も、桐たんすにはからくりを施し、知っている人しか開けられないという秘密の引出しがあります。
昔ながらの桐箪笥職人 桐里工房(きりこうぼう)は、その伝統を受け継いでおりますので、からくり箪笥も製作しています。

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桐たんすのリフォーム・リメイクも大好評
桐箪笥や無垢材を使用した箪笥のリフォーム・リメイクを行っており、下の写真は、ボロボロになった桐箪笥を洗い直して、再生させた事例になります。
また、1本の箪笥を分割し、別の用途の家具を製造する箪笥のリメイクでは、
実用新案を出願中です。下の写真は、1本の箪笥を分割し、4つの家具を製作した事例になります。
福岡県版「現代の名工」受賞
福岡県版「現代の名工」受賞
福岡県大川市で6人目の「大川の匠」受賞
福岡県大川市で6人目の「大川の匠」受賞
受賞歴
賞歴 |
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昭和57年 | 11月
25日 |
大川観光協会会長 認定書 総桐茶箱 |
昭和59年 | 11月
9日 |
大川市総合美術展 市長賞 |
昭和60年 | 9月
19日 |
PAK’85 入賞 |
昭和61年 | 3月
13日 |
86’明日のために新製品開発コンクール 河知賞(最高賞) |
昭和61年 | 3月
13日 |
86’明日のために新製品開発コンクール 福岡県知事賞 |
昭和61年 | 11月
2日 |
大川市総合美術展 特賞・STS賞 |
昭和62年 | 3月
6日 |
大川観光協会会長 認定証 銘々皿・宝石箱 |
昭和62年 | 9月
18日 |
PAK’87 PAK推薦賞 |
平成 2年 | 11月
3日 |
大川市総合美術展 特賞 |
平成 6年 | 7月
18日 |
全国タンス連合会より桐箪笥の作り手として表彰状 (大川桐箪笥振興稗田正弘宛) |
平成 9年 | 10月
15日 |
「華胥の夢博’97」 華胥の夢博賞 |
平成11年 | 10月
1日 |
「華胥の夢博’99」 審査委員特別賞 |
平成14年 | 11月
3日 |
明治神宮 明治天皇生誕150年記念奉納 感謝状 |
平成17年 | 10月
7日 |
「華胥の夢博2005」 特別賞 |
平成18年 | 10月
6日 |
「華胥の夢博2006」 華胥の夢博賞 |
平成18年 | 11月
3日 |
大川市功労賞 (経済産業) |
平成21年 | 6月
29日 |
経済産業局 地域資源活用事業計画に係る認定(羊毛桐材) |
平成21年 | 6月
29日 |
農政局長 地域資源活用事業計画に係る認定(羊毛桐材) |
平成21年 | 11月
20日 |
県版「現代の名工」表彰 |
平成22年 | 11月
11日 |
2010福岡産業デザイン賞 奨励賞・アミュプラザ博多特別賞 |
平成22年 | 12月
15日 |
平成22年度全国伝統工芸品公募展初出展 入選 |
平成27年 | 3月
30日 |
大川の匠・表彰 |
全国タンス連合会正会員 | ||
(協)大川家具工業会正会員 |